肩の痛み
肩こり
肩こりを簡単に言うと、「頭と首を支える筋肉が緊張したままになっている」状態をさします。
座りっぱなし、立ちっぱなしなど、日常的に長時間同じ姿勢を続けていること原因のひとつです。
血液は筋肉が動くことで、ポンプのように押し流されています。
筋肉を動かさないで同じ姿勢を続ければ、筋肉が緊張したままの状態を続けていることになります。
したがって血流が悪化し、酸素や栄養不足になり、老廃物が溜まってゆきます。
すると溜まった老廃物が筋肉や周辺の末梢神経を刺激し、痛みやコリといった症状が出てくるのです。
また、血流が悪くなる以外にも、首の頚椎のヘルニアや加齢による骨の変形、心臓や胃などの内臓に関する病気が原因で肩こりになっていることもあります。
また、目の疲れや歯の噛み合わせなどが原因で肩こりになることもありますので、肩こりの原因をつきとめることが大切です。
中高齢者に多い四十肩、五十肩
肩関節(かたかんせつ)とは、一般的には肩甲上腕関節(第一肩関節)を指します。
肩関節に障害が起こると、基本的には肩の痛みとして感じます。
しかしそれ以外にも、首の痛みや肩こりなどの症状が原因になっている場合も考えられます。
また首から出ている神経障害の一部症状として肩の痛みを感じていることもあり、注意が必要です。
肩関節の一般的な病気としては、五十肩、四十肩があります
これらは肩関節周囲炎ともいわれ、中高年世代によく起こる症状です。
激しい痛みはなくても、夜間痛に悩まされたり、徐々に肩の動きが悪くなってきたりします。
就寝時は、痛みのために寝返りできなかったり、悪い方の肩を下にするとよく眠れないことがあります。
特に冬など、寒い時期や環境に強く痛む傾向にあるようです。
肩が痛くなると動かせないために、さらに血流が滞り、痛みを生む悪循環が生じます。
ブロック療法で緩和させた後は、適度に動かすよう心がけて下さい。
治療法
肩こりの痛みにはトリガーポイント注射をします。
この注射は痛い部分にピンポイントに注射をします。
すぐに効果を実感できるのも、トリガーポイント注射の良いところです。