腰椎椎間板ヘルニア、腰痛、ぎっくり腰
腰椎椎間板ヘルニア
腰椎は5個の椎骨(ついこつ)から成り、上半身を支える脊柱(せきちゅう)のなかでも最も大きな荷重を受けもつ役割を果たしています。
同時に体の中でも、もっとも動かすことが多い部分のため、椎間板の障害を起こしやすいところでもあります。
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板または線維輪に亀裂が入り、内部にある髄核(ずいかく)が飛び出して神経組織を圧迫した状態です。
激しい腰痛と片側の脚の痛み、しびれを引き起こします。
腰痛
明らかな原因となる病気を発見できず、またX 線写真などでも異常が認められないにもかかわらず、筋肉の使いすぎ、過労や姿勢の悪さなどが原因で生じる腰の痛みのことです。
腰痛で悩まれている方はとても多くいらっしゃいます。
ぎっくり腰
突然、腰に激しい痛みが走り、しばらく動けないほどの痛みに悩まされる症状です。
急に腰をひねったり、重い物を持ち上げようとしたときなどに起こります。
くしゃみや咳、かがんだだけで起こる場合もあります。
痛みのために腰の運動はかなり制限されてしまいます。
無理をして体を動かすとさらに悪化します。
激しい痛みのために、立ったり歩いたりするのも困難なことがあります。
治療法
ペインクリニックの腰痛治療で、もっとも多く行われている硬膜外ブロック注射で治療を行います。